北海道でとれるタラバガニの9割はロシア産?

タラバガニは北海道産ではない?

タラバガニが「ロシア産」と聞くとちょっと買うのを躊躇してしまう方もいらしゃるのではないでしょうか。
北海道でとれたから北海道産というわけではないと初めて聞いたときには驚くと思います。
北海道から送られるのにロシア産というのはどういうわけでしょうか?

タラバガニ姿

タラバガニは気温が低い地域に生育している

タラバガニは通常寒い有無に生息するためロシアの、アラスカ沿岸、オホーツク海、カムチャッカ半島近海に分布しています。
日本では日本海沿岸、三陸の北の方の寒い位置の太平洋に生息しています。日本一タラバガニの水揚げ量が多いのが稚内なのをご存じでしょうか?北海道の最北端だからという理由があります。そしてこの北海道の最北端、稚内で水揚げされているからこそ、北海道産とうたえるのです。魚介の産地表記には様々な決まり事がありますが、かにについては水揚げされた漁港で産地が決まっているため北海道産と記載されています。またロシアでいったん水揚げしたかにを北海道の港へ運んでくる場合もあるためよくあるのが「北海道産、ロシア産」と記載されている場合もあるのです。

結論、ロシア産と北海道産の違いほぼない

北海道産、ロシア産と気にしているかもしれませんが、実はそう遠くもない同じ海でとれているので「大して変わらない」というのが実際のところではないかと思います。

漁猟が厳しく制限されている

タラバガニは水温が低い冷たい海でしか生育しません。近年ではロシアでの漁猟が非常に厳しく、さらに日本でも漁猟を厳しく制限しています。かにをとり過ぎてしまうと将来的に繁殖されずになくなってしまう可能性があるため、漁猟を制限しているのです。だからこそかには高価な食べ物ともされているのです。タラバガニアップ写真

日本人も、ロシア人も漁師の方はビジネスとして漁猟をされているのでより高くかってくれる人に売りたいと思う人が多いのは当然のことですよね。
いいかにを安く買って食べたい場合は海の産地も大切ですが、加工過程や水揚げから配送までの過程の方に目を向けた方が良いかもしれませんね。