ズワイガニと紅ズワイガニ

   2015/07/14

ズワイガニと紅ズワイガニ

ズワイガニにも種類がある

ズワイガニは大きく2種類に分けられます。ひとつは松葉ガニ、越前ガニなどのズワイガニ、もう1つは紅ガニ、紅ズワイと呼ばれる紅ズワイガニです。

松葉ガニは山陰地方で獲られたズワイガニの雄のことを指します。松葉ガニの由来は諸説ありますが、足の形が細長く松葉に似ている、水につけると松葉のように見えるといったものが有力のようです。鳥取では有名な海産物として知られており、11月の第4土曜日は「松葉ガニの日」とされています。

越前ガニは福井県で水揚げされたズワイガニの雄のことを指します。目印として黄色いタグが付けられており、福井県が生み出した食のブランドとして全国に知られています。皇室に献上されていることでも有名です。

紅ズワイガニは足、銅、お腹など全体的に暗褐色ですが、加熱すると鮮やかな紅色になることが特徴です。日本海、北朝鮮、ロシアなど色々な海で水揚げされていますが、日本では山陰地方、特に富山県が主な漁場です。富山湾では「赤ガニ」の名称で大量に漁獲されています。(資源保護のため、昔から雌ガニは捕獲禁止だそうです。)

ズワイガニの特徴

ズワイガニは少し細身ですが、身が締まっていることが特徴です。そのため少量の肉量でも非常に価値が高いと言われています。日本海の大陸棚、水深約200~400mに生息しており、小型船で底引き網で主に獲られています。シーズンは種類や場所にもよりますが、11月~3月がメインです

紅ズワイガニは身に甘みがあり、水分が多いことが特徴です。保存する時は、水分が抜けないように甲羅を下にして置かなければなりません。日本海の深海約500~2500mに生息しており、カニかご漁と言われる方法で獲られています。

※カニ化カゴ漁とは
ロープに約50m間隔で100個以上のカニかごを付けた道具を使用して行う漁です。この道具を海底に2日から3日ほど沈めておき、紅ズワイガニが入るのを待って一気に引き上げます。道具の長さは10,000mにもなり、これをいくつも使用して漁を行います。

ズワイガニの名称

松葉ガニ、越前ガニなどのように場所の名称がついたズワイガニは他にも存在します。もともと水揚げされる地域によって呼び方が異なっていたものが、現在はブランドとして扱われるようになりました。

名称と地域ををまとめると以下のようになります。

松葉がに
山陰地方
越前がに
越前地方(福井県)
加能がに
加賀、能登地方(石川県)
北海松葉がに
北海道
(ロシア産のズワイガニやオオズワイガニも北海道の漁港から水揚げされたりするため、品質の基準が少々曖昧です。)
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