タラバガニとアブラガニの違い

 

タラバガニとアブラガニ

タラバガニと非常に似ているカニに「アブラガニ」というものがあります。どちらもおいしく食べられるカニに間違いはありませんが、実は仕入れ価格が大きく違います。タラバガニの方がアブラガニの約1.5倍も高いのです。しかし、この二種類は非常に似ていて素人にはパッと見ただけでは違いが分かりません。

過去にはアブラガニをタラバガニとして販売されたいたような事例があり、2003年4月以降はしっかりとタラバガニとアブラガニはしっかりと明記して販売しなければならないという決まりができました。現在は、消費者が安心して買うことができるようになっているんですね。

味はどのように違うのか

タラバガニとアブラガニは見た目は似ていますが、味は違います。それぞれの味の特徴をまとめましたのでご覧ください。

タラバガニ
口に含んだ時にプリプリとした食感が感じられ、濃厚なカニの味がします。また後味としてほんのりと甘さも感じます。ボイルをすることでさらに甘みがアップします。
アブラガニ
プリプリとした食感はタラバガニと同じですが、カニの風味は若干劣ります。そのまま食べるよりは他の食材と合わせて調理をするとよいみたいです。ボイルをすると繊維が固くなり筋っぽさが強調されます。その食感が好きという方もいますのでマニア向けかもしれません。

グルメとして食べるのであれば、断然タラバガニの方が需要があるということになります。カニの市場においても圧倒的にタラバガニの方が出まわっていますので、アブラガニは手に入れるのが少し難しいかもしれません。北海道の漁港まで行けば食べられますので、現地の方の感想も聞いてみるとよいでしょう。

タラバガニとアブラガニの見分け方

この2種類のカニの見分け方ですが、実はボイルされてしまうとほとんど違いが分かりません。確実に見分けるためには、活ガニの状態で見る方が望ましいです。

タラバガニは活ガニの状態では紫と茶色が混ざったような色をしています。足の部分に少し赤色を見ることができます。反対にアブラガニは足がキレイな青色をしています。(英名はブルーキングクラブと言われています。)また、全体的にうっすらとオレンジ色の筋のような模様があります。

ボイルされたものを見分ける場合、少々面倒ですが甲羅の突起の数を数えるという方法があります。どちらも甲羅にたくさんの突起がありますが、中央部分の突起の数を数えてみるとタラバガニは6つ、アブラガニは4つです。もしタラバガニを頼んで突起が4つのものが出てきたら…これはタラバガニではない!と自信を持って言うことができます。

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